Cafe 1894/丸の内

Cafe 1894/丸の内

旧銀行の洋風建築を復元したクラシックなカフェ

東京駅の丸の内口から歩いて10分弱、三菱一号館美術館に併設されたカフェ。丸の内仲通り先にあるため、店に向かうまでの間にキラキラした景色を楽しめるのもまた一興だ。

三菱一号館は、1894年に開国間もない日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルが設計した洋風事務所建築で、全館に19世紀後半の英国で流行したクイーン・アン様式が用いられています。

当時は館内に三菱合資会社の銀行部が入っていたほか、階段でつながった三階建ての棟割の物件が事務所として貸し出されていました。当時のオリジナルの建物は老朽化のために1968年に解体されましたが、40年あまりの時を経て2010年に復元され、三菱一号館美術館として営業を始めたそう。

ビールで乾杯。

店内は非常に趣のあるおしゃれな雰囲気になっています。金曜だからか女子会をしているOLや家族でのディナー、カップルが多い様子。ソファ席もあり落ち着いて過ごすことができます。ちなみにそれなりに混むので予約はしていった方が良いと思います。

三種前菜盛り合わせ。

ぶりのカルパッチョ。適度な脂のノリ具合、かつ肉厚ジューシーです。特にクオリティには期待していなかったのですが、想像以上に美味しくてびっくり。

アボカドのタルタルとハム。パンは普通ですが、タルタルが非常に美味しくこれがあればパンが何枚でもいけそうでした。ハムも脂のノリ具合が絶妙でいくらでもビールがすすみそう。下戸なのを恨む…。

甘海老とアボカドのニョッキ バジルクリームソース(1,840円)。

キャベツ、アボカド、甘海老とバジルのクリームソースの相性が凄まじく良い。ソースが本当に美味しくて、これさえあればいくらでもパンがすすみます(二回目)。

牛頬肉のラグーパスタ 根菜のフリット添え(1,850円)。

こちらは先ほどのパスタと比べてなぜか非常に大容量でした。こういったトマトを使用したオーソドックスなパスタも良い出来映えですねえ。当店は全体的にソースのクオリティが高いのかな。

大満足でした。そこそこなお値段はしますが、料理のクオリティは想像以上に高く、また何よりお洒落で落ち着く空間になっているので、ゆったりとしたい夜にピッタリです。勿論食後にカフェ的な使い方をするのも悪くないと思います。

中庭はイルミネーションや何やら現代風な置物が置かれており、ベンチもあるためカップルの憩いの場となっている。近くにスタバがあるのでコーヒーでも買って食後にダラダラするのがおすすめ。

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