The Peak Lounge(ピークラウンジ)/新宿

The Peak Lounge(ピークラウンジ)/新宿

パークハイアット東京の絶景アフタヌーンティー

実は私、極度の下戸なのですが大好きなフレンチなどに行ってもワインが飲めないのが辛すぎる。その反動で珈琲や紅茶が好きで、これまでの人生で都内のアフタヌーンティーは大方回ってきました。そんな都内に数多あるアフタヌーンティーですが、個人的に特にオススメなスポットを紹介しよう。

でん。西新宿にあるパークハイアット東京の。

41階の「The Peak Lounge(ザ・ピーク・ラウンジ)」です。当店の魅力は、

・三時間制でとにかくコスパが良い

・ドリンクの種類が豊富(もちろんすべて飲み放題)

・個々のスイーツのレベルが高い

・フィンガーフードと焼き立てのスコーンが食べ放題

・時間帯によって表情を変える絶景

・日没に向けて店内の雰囲気がどんどんエロくなる

です。ちなみに芸能人もよく利用しており、私が行った日には爆笑問題の田中&山口もえ夫婦が子供を連れて楽しんでいました。

まずはメニューの方から簡単に紹介していこう。

私たちが選んだのはウィンターアフタヌーンティー。サ料込みで一人7,590円です。決して安い値段ではありませんが、他のアフタヌーンティーと比べてもその満足感は圧巻です。

ここからドリンクメニュー。その一。コーヒーと日本茶。

その二。インドとスリランカの紅茶。ダージリンはいくつも種類がありますが、摘む季節によってファーストフラッシュ、セカンドフラッシュと大別されます。ざっくりと説明すると、前者は基本的には浅めの煎茶に近い味わいで、後者は渋みの増したより紅茶らしいフレーバーになります。産地による細かなフレーバーの違いを楽しめるので紅茶好きにはたまらないだろう。

その三。ブレンド紅茶とハーブティー。どうしても紅茶ばかりだと単調になってしまうのでお口直しに。

席に案内されスタートの時間です。15時半から三時間制の席を予約。ちなみにアフタヌーンティーといえばお昼時に取りたくなりますが、ここは絶対に夕方に取った方が良いです。理由はあとで分かります。

一杯目はアッサムから。家族や友人・カップルなど複数人で訪れ様々なフレーバーの紅茶をシェアしながらまったりと語らうのがアフタヌーンティーの醍醐味。他人と飲み物をシェアするのはお下品だと思い気が引ける人がいるかもしれませんが、キチンと料金を払っているのでお行儀さえよくしていれば気にしなくて大丈夫です。

本日の主役登場。

一段目。チキンのチャバタサンドイッチが美味。

二段目、栗とプレーンのスコーン。プレーンはお替りし放題。当店のスコーンはよくあるサクサクとした食感ではなく、外はサクっと中はフワッとした独特なタイプ。バターの香りが芳醇な食べ応えのあるスコーン。焼き立ての放つ香りが暴力的で、紅茶と本当によく合います。

三段目。個々のスイーツのレヴェルがいちいち高い。特に手前の白いフロマージュブランムース オレンジソース。これは家に常備しておきたいです。また、タルトに使用されているいちごも決して手抜きのないクオリティです。こういうのって酸味が強くてあまり美味しくないいちごが出てきがちなんですけど、ディテールへのこだわりに感心します。

二杯目はエクスヘイルというハーブティー。カモミールをベースにレモングラスの香りが立つ。ミルクがよく合います。ここから先のドリンクは写真を撮っていません。全部で8種飲みました。胃がタプタプです。

食べ放題のフィンガーフード。甘いものばかりだともたれてくるので奥から二番目のツナのサンドイッチと、手前のキノコは特に重宝しました。

こちらも食べ放題のプティスイーツ。左からチョコタルト・イチゴのムース・モンブランタルト・プリン風味のおはぎ風。右のスイーツは米を使用したスイーツで、プリン風味のおはぎのようでした。前衛的過ぎて少々衝撃を受けましたが、これはありよりのあり。中途半端でつまらないチョイスばかりでなく、こういったものがあると良い意味で楽しいですね。ゲストを楽しませようというシェフの意気込みが伝わってきました。

最後は焼き立てマドレーヌ。多分だけど私のはちょっと焼きすぎたかな。。。

食事の紹介も終わったので、「絶対に夕方に予約すべき理由」をお楽しみください。入店直後。

サンセット間近。

日没後。あえて照明をつけず、日の光と灯篭だけで営業しているので、夜になるとかなり暗いのがめちゃエロい。ソファの座り心地も良いので、カップルで行けば何かがハプンしそうだ。

私たちが伺ったのはちょうど新年初の満月の夜でした。ウルフムーンです。

食事のクオリティ・豊富なドリンク・食べ放題・素晴らしい景色と雰囲気どれをとっても素晴らしい、個人的イチ押しのアフタヌーンティです。ちなみにアルコールが飲みたい方は、「ピーク・オブ・ジョイ」というアルコールの飲み放題がついた食事のコースもあるのでそちらもおすすめです。値段は同じくらい。

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