チョコレート・パラダイス/池袋
- 2023.02.09
- スイーツ・カフェ・バー 池袋・目白・江戸川橋 雑談・小ネタ
年に一度のチョコの祭典
今年も一年で一番血糖値の高くなるこの季節がやってきた。バレンタインの祭典といえば「サロン・デュ・ショコラ」が最も有名であるが、近年経営陣のやる気が失せたのかクオリティが非常に落ちていることで一部界隈では有名。代わって名古屋高島屋でやっているアムール・デュ・ショコラは盛況を極めており今年も伺おうかと思ったのですが、名古屋で他にすることもないので断念。
と、言うわけで今年は偵察を兼ねてあえてサロン・ドゥ・ショコラではなく、西武池袋で開催中のチョコレートパラダイスに行ってきました。
カカオの様々な部位を活かしたスイーツが見どころ。ホームページをみるだけで半端ない力の入れようが伝わってきます。一点残念なのが、買い食いフードが非常に少なく限られていること。まあ仕方ないか。
■ GODIVA
まずはお馴染みゴディバ。場内のスイーツはすべてインフレ価格となっているので、千円ちょっととお買い得に感じる不思議。上部のチョコがどれもゴディバらしいきちんとしたクオリティで、普通に満足度高め。
カカオパルプのスムージー。カカオパルプとはカカオ豆を覆う白い果肉のことなのですが、どんな味がすると思いますか?実はライチにそっくりな酸味のあるフレッシュな味なんです。さっぱりしていて飲みやすくグッド。急上昇していた血糖値が抑えられ(?)、良い口休めになりました。ゴディバは裏切りません。
ピエール・マルコリーニのパフェは、行列が凄すぎたので買わずにスルーしてしまいました。ごめんな。
と、いうわけで持ち帰り用のチョコを吟味する時間です。お目当てはテリーヌ・ショコラとタブレット+α。タブレットは妙にうわついたものではなく、真摯にショコラと向き合う店のものを毎年購入しているカカオ原理主義者です。
■ Minimal – Bean to Bar Chocolate
Made in Japan、日本初のブランドMinimal。2014年ごろに設立と比較的新しいブランドなのですが、当社の掲げるシンプルな日本らしいモノづくりというミッションに共感しその動向をフォローしていました。本日初対面です。
ショコラ・チーズケーキ。約三千円。宣材用写真などのクリエイティブはミスチにそっくりでした。まあ、あの魅せ方は魅力的に見えますから。ショコラ感が強く、時間が経つとほのかにチーズの香りが口の中一杯に広がります。ケンズカフェ東京やル・コキヤージュのような濃厚なテリーヌ・ショコラもいいですが、たまにはこういった変わり種を食べたくなります。
時間が経つにつれしっとりとしてくるので、食感の変化が楽しめるのもグッド。
■ ダンデライオン
蔵前にお洒落な店を構えるダンデライオン。もちろん店の方にも伺ったことがあるのですが、ホットチョコレートは初対面。寒い季節ということもあり即断即決。カカオ70%のビターなチョコが使用されており、ココアとはまた一風変わった飲み味が楽しめます。たっぷりの牛乳にケチらずドバドバと入れてお楽しみください。
■ ゾッター
その可愛いデザインに惹かれふと足を止める。オーストリアのブランドです。通常のタブレットとは異なり、様々な味のジュレをチョコでコーティングしている変わり種フレーバーチョコレート。タブレット一枚1,500円と結構良いお値段なのですが、そのデザインに惹かれ購入。ベリー&マジパンというベリーが使用されたものを購入しました。
可愛い。。。通常のチョコとは趣向が異なるので、純粋にチョコが欲しい方には向いていないかもしれませんが、食べていて楽しいチョコです。フレーバーもたくさんあるので、食べ比べしてみたいな。他に気になったフレーバーはアップルパイ。
今年の戦利品。カカオ原理主義者と言っておきながら、気が付けば変わり種ばかり購入していたのはここだけの秘密。西武としてもかなり気合が入っており十分に楽しめました。テイクアウトスイーツが少ないのだけ及第点。この季節ならではのお祭りです、2/14までやっているようなので、ぜひ行ってみてください。