クルージングレストラン シンフォニー/浜松町

クルージングレストラン シンフォニー/浜松町

都内で非日常感を味わいたい時に

皆さんは、実は東京には多くのクルーズ観光があることをご存知でしょうか?しかも値段もそこまで高くないものも多い。かくゆう私は、最近になって知った者の一人です。夏といえばキャンプや海が有名ですが、クルーズ船に乗って花火を見たり、綺麗な夜景を見たり、夏風にあたって気持ちよくなるのもまた一興です。

今夏は行動制限などもないので、夏の間に三件ほど都内でクルーズ観光を予定しています。今回は浅草の「エメラルダス」に続き、夏の東京クルーズ船特集第二弾ということで、「クルージングレストラン シンフォニー」に行ってきました。

船乗り場はゆりかもめの日の出駅から歩いてすぐのところにあります。ゆりかもめに乗らずとも、浜松町駅から15分程歩けば行けます。

プランは大きく四つで、①ランチクルーズ(2時間 + コース料理)、②アフタヌーンクルーズ(50分 + ケーキ・ドリンク)、③サンセットクルーズ(2時間 + コース料理)、④ディナークルーズ(2.5時間 + コース料理)となっている。デフォルトで食事が付いていないのはアフタヌーンクルーズのみだが、他のプランでも乗船のみのチケットを3千円ほどで購入することができる。

今回はとりあえずアフタヌーンクルーズ(コーヒーセット、一人2,200円)を申し込みました。思った以上に安い。

コースは写真の通りで、ハート型に周ってくれるらしい。アフタヌーンクルーズのコースだけゆがんだハートに見えるのだがそれは私のハート(心)が汚れているからなのだろうか。長いコースだと羽田空港の辺りまで行ってくれるので夜景の見応えは十分すぎるだろう。

ちなみにクルーズ船は最大乗客数450人~600人とかなり大きく、間近で見ると思った以上に迫力がありました。船は「シンフォニー クラシカ」と「シンフォニー モデルナ」の二種類あり、今回我々が乗ったのはモデルナでした。モデルナの方が大きいらしい。

乗船時間の20分前から乗船のアナウンスを開始し、船内に通されたらすぐに席に着くことができるため、絶対に出発時間よりかなり早めに行った方が良い。実質乗船時間が20分伸びます。これ豆知識な。私は平日の昼間だったのであまり人が多くなかったのですが、週末だと人も多く乗船時の手続きなどで並ぶそう。

乗船後すぐに通された部屋がこちら。ホテルのような豪華な内装で、外の景色が一望できます。何より素晴らしいのは冷房がガンガンに効いているところ。これなら夏の暑さも何のそのです。

すぐにドリンクも出してくれました。ホットコーヒーならお替り自由とのこと。

一度席に着いたらあとは自由に動き回っていいそうで、私たちはレインボーブリッジの真下を通る直前まで冷房の効いた綺麗な部屋でコーヒーを嗜み、その後船上のデッキにでました。

あと近くの席で大学生っぽいカップルが彼女の誕生日を祝っていました。私が大学生の頃はクルーズ船に乗ろうなんていう発想が微塵もなかったものですが、若いのにこんな粋なことができる男はモテるに違いない。

とりあえずデッキに出てみた。天気はあいにくの曇りですが、風が気持ちいい。

真下から見るレインボーブリッジ。

景色を楽しんだ後、ラスト20分は船内でソプラノ歌手の岩間悠さんが生歌を披露しており、アリエルの「アンダー・ザ・シー」やベートーベンの「第九」など誰もが知っている曲ばかりで老若男女楽しめるる構成でした。オーバー・ザ・シーで聴くアンダー・ザ・シー。からおけバトルなんかにも出演したことがある人だそう。なんだか平日昼間からこんなことしてると優雅な気分に浸ることができますね。

あっという間の50分でした。チケットのみで2千~3千円、食事がついて1万円前後なので、この非日常感を考慮すると恐るべきコストパフォーマンスです。一緒に行った連れも非常に気に入ったので、今度は食事付きの2時間半のコースを取ろうということになりました。東京の中途半端なレストランで一万円以上出すなら断然こちらの方をおすすめしたい。

近場で非日常感を味わいたい方は是非。予約を取るのは困難だと思いますが、花火大会なんかにかぶせるとそれも最高だと思います。

ずっと東京にいるとなかなか新鮮なデートネタもなくなってくると思いますが、こういったプランをさらっと提案できるオトコはモテます。超おすすめ。