ラビスタ東京ベイ/豊洲市場前
最強の朝食 & 素晴らしい大浴場・サウナ
緊急事態宣言が明け、ようやく我々の夏がやってきた。GWに長瀞や黒部ダムなど県外に出かけてみたが、折角なので都内でどこかホテルにでも泊まろう、ということで、今年4月にプレオープンした「ラビスタ東京ベイ」に宿泊してきた。
こちらなんとプレオープン期間中の特別価格で一泊一人当たり6,500円で宿泊が可能ということで、Twitterをはじめ各種SNSで大バズりしていたホテルである。
ちなみについ先週プレオープン期間が終わり、7月9日にグランドオープンしたばかりだ。
ゆりかもめの豊洲市場前駅から徒歩1分。豊洲市場の目と鼻の先にある。
四月に予約を取ろうと模索していたのですが、あまりの人気ぶりにプレオープン期間中の予約はすぐさま満室状態。かろうじて六月の平日が空いていたので即予約。
エントランスは非常に天井が高く、解放感がある。また、ラウンジのようになっており、チェックインを待つ人たちや働く人の姿もちらほらといる。
ウェルカムアメニティが非常に充実している。下戸でコーヒー好きの私にとって非常に嬉しいサービスだ。付近には飲食店などが本当に何もないため、徹底的にホテル内で満喫してもらおうという意思表示なのだろうか。
大人心くすぐるチョイスだ。こちらコーヒーも含めすべて取り放題である。
エレベーターからの景色。増築中の豊洲市場が見える。
あいにくの曇天だが、かなり見晴らしの良い景色である。クルーズ船エメラルダスに乗った時に通った経路が上から見渡せる。
キングサイズのベッドが魅力的で、ダブルの客室を予約した。思いのほかベッドの丈が少し短く、足がはみ出てしまいそうだった。
客室自体は23平米と一般的なビジネスホテルより少し広いくらいなのだが、間取りというか導線の取り方が上手くそれ以上に広く感じる。
奥の窓際の席であれば、机もかなり広く使えるためテレワークなんかも余裕で出来そう。
部屋についているのはシャワー室で、トイレと別。正直当ホテルには魅力的な大浴場があるためユニットバスは必要ないため、このくらい割り切った設計にしているのは相当に好感度が高い。無駄な風呂を省いているのもあって部屋が広く感じるんでしょう。
アメニティ類も普通にお洒落でこぎれいな感じだ。
数階おきにコーヒーマシンがあり、こちらも宿泊者であれば利用し放題。
さて、チェックインも済ませひと段落着いたところで、当ホテルの三大魅力のひとつ目「大浴場」へ。ちなみに、当ホテルには有料ではあるがプールもある。
さすがに浴場内で写真は撮れないので、公式の写真を拝借。露天風呂はこんな感じで、椅子もいくつか置いてあるためサウナ上がりの人が外気浴をできる設計になっている。また、なんといっても景色が最高で、男性風呂からは東京タワーとレインボーブリッジ、女性風呂からは東京タワーと東京スカイツリーが見える。
もちろん内湯も広くて充実しており、水風呂なんかも完備されている。
こちらはサウナの写真(公式のもの)。サウナの中からも東京タワーが見えた。温度もばっちりで、きちんと整うことができた。何より素晴らしい景色を見ながらの外気浴が最高だった。
当ホテルの大浴場は、15時から翌日10時まで入ることができる。つまり、夜通し風呂に入れるのだ。深夜は閉めるホテルが多い中、なかなか画期的ではないだろうか。ただし、サウナは深夜1時から早朝5時までは閉まるそうなのでご注意を。
私は宿泊中に三度風呂とサウナに入った。
入浴後の楽しみがこちら。アイスが無料サービスなのだ。ソーダや果物系のアイスキャンディーのほか、私の大好きなパリパリバーやピノなども置いてある。
豊洲の夜景とパリパリバー。
大浴場のすぐ隣にこんな感じで椅子が並べてあり、ここでアイスを食べながらゆっくりするのも悪くない。隣にはマッサージチェアもあり、こちらも無料という出血大サービスだ。
無料のジムもあるが、こちらは最低限という感じだ。
また大浴場と同じ階にはバーも併設されている。プレオープン期間得点で全ドリンク900円で注文が可能ということもあって、常に満席だった。めちゃくちゃエロい空間だったので、カップルなんかで風呂上がりに行けば何かが起きてもおかしくない。
ホテルの晩御飯は少し割高そうだったので、あえてホテル飯ではなく少し歩いて散歩しながら適当に探すことにした。夜景がきれいだ。
あいにくホテルの周りには本当に何も飲食店がなく、適当にコンビニで済ませる人も多いだろう。近くに豊洲市場があるとはいえ夕方には場外の飯屋もすべて閉まる。あのしゃぶ漬けの吉野家ですら夕方には閉まるのだ。
というわけで歩いて15分ほどかけて最寄りのすき家へ。
ホテルに泊まるときはだいたい良いものを食べがちだが、やってみると案外こういうのも悪くない。食事の予約の時間に縛られることなくゆったりとした時間を過ごすことができた。あと、久しぶりに食べた明太高菜牛丼がめちゃくちゃ美味い。
豊洲の夜景を見ながらぶらぶら散歩するのも良い気分だ。
海風に揺られながらホテルに帰った後は、もう一度風呂に入り、23時になると当ホテルの三大魅力の二点目「夜鳴きそば」へ。
こちら22時半から無料でサービスしており、内容はただの安っぽいラーメンなのだが、これがめちゃくちゃに美味いのだ。麺とスープを従業員の方がひたすら作り続けており、その捌く早さときたら神がかっている。一階のレストランの座席を使用して食べることができ、トッピングは全てセルフだ。私は全てバカ盛りした。特にうまかったのは、ねり梅とわかめとこしょう。
ちなみに平日だったからかそこまで並びませんでしたが、週末に行くとかなり並ぶそうなので、早めに行くか、少し時間をずらしていくかするといいかもしれません。
お腹もいっぱいになったので、早めに寝て朝は6時に起き、朝風呂を嗜んでから三大魅力の三点目、お待ちかねの朝食へ。
ビュッフェ形式なのだが、その内容が凄い。
一番の魅力は何といっても海鮮が食べ放題な点だ。仕入れ状況によって内容は若干変わるそうだが、私が伺った際はまぐろ・かんぱち・タイ・甘エビ・いくら・マスいくら・イカソーメンが食べ放題だった。
じゃーん。たっぷりいくら丼。
この朝食だけで4~5千円してもおかしくないレベルだと思うが、このホテルは金銭感覚がおかしいのだろうか。
早朝の豊洲の景色と海鮮丼。平日ということもありランニングしている人の姿や、出勤している人の姿が見える。周りの人がみな働いている中こんなにゆっくりしていると、なんだか相対的に幸せな気分だ。
最近の暴飲暴食を反省し、たっぷりとデザートも頂く。このメロン、普通に甘くて美味しいのでびっくりした。豊洲市場のおかげなのだろうか。
というわけで、当ホテルの三大魅力
- 大浴場(アイスのサービス付き)
- 夜泣きそば
- 朝食(海鮮食べ放題)
ご理解いただけただろうか。これで一泊6,500円というのだから驚きである。もはや驚きを通り越して失神レベルだ。正直このクオリティなら倍以上取ってもおかしくないと思う。非常に気に入ったので、また絶対に泊まりにこよう。
特に都内で気分転換をしたくなった時などに超おすすめ。何連泊かして仕事をしても良いと思います。この値段なら学生カップルでも来られるでしょう。
ホテルの周りに飲食店が何もないのがマイナスとみられがちですが、個人的には時間に縛られることなくゆっくりとできたので、これはこれで悪くないと思います。本当におすすめ。