牛カツ もと村/日本橋

牛カツ もと村/日本橋

牛カツというよりコスパの良い牛ステーキ定食屋

ハワイアンズ帰りに日本橋の辺りでバスを降りた私たちは、適当に晩御飯を探すため日本橋の辺りまでぶらぶらと歩いた。本当は金子半之助の日本橋本店に行こうと思っていたのだが、毎度恒例の大行列ができていたので諦め、コレド室町の辺りで何か探すことに。

久しぶりにプールで遊んでなかなか疲れていたので、パッと目に入った「牛カツ もと村」に行くことにした。牛カツと言えば5,6年ほど前にSNSでバズってブームとなり、店舗数が急激に増殖。今ではブームも過ぎ去りいたるところで見かけるようになった牛カツだが、当時食べた際はあまりパっとしなかった記憶がある。

牛カツ195g、とろろ付で1,900円。注文からなんと三分ほどで着丼という驚くべきオペレーション。疲れていた私たちには非常に嬉しい提供スピードだ。

付け合わせもなかなか充実しており、ごはんも一度までならお替り無料だ。

牛カツの断面は美しい茜色。「あれ、なんか旨そうじゃね?」思わず心の声が漏れてしまった。

牛カツを自身で焼いて食べるスタイル。肉質は想像以上に良く、脂ノリも良いためかなりジューシーだ。また、衣が歯ごたえの良い食感を演出しておりをご飯がどんどん進む。

これは牛カツというより、コスパの良い牛ステーキ定食ではないか。初めて食べた当時の記憶に引っ張られてあまり訪問意欲もなかったのだが、改めてこう考えるとたまには行ってみようじゃないかという気持ちになった。

195gと聞くとやや物足りない気もしたが、肉質がかなりジューシーだったので余裕でお腹いっぱいになりました。〆のとろろ飯も最高ですね。

何事も思い込みは良くないのである。常にそう言い聞かせ生きてきたつもりでいたが、意識していないところで人は思い込みに囚われているものだということに改めて気付かされた。今やとんかつも良い店で食べれば2千円はくだらない時代である。そう考えると牛ステーキが千円台で食べられるのはなかなかコスパが良いのではないか。

そうやって物思いにふけりながら我々は帰路についた。ご馳走さまでした。

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