ぎをん小森/河原町
- 2020.11.14
- スイーツ・カフェ・バー 京都
伝統を重んじる京都の町家で本格甘味
着物を着て京都を巡り、晩飯まで少し時間が空いてしまったので河原町周辺で甘いものでも食べることに。このあたりは比較的新しい甘味処がいくつかできているようでどこに行くか非常に悩みましたが、どこも行列がすごく並びたくなかったため、今回は私の大好きな「ぎをん小森」に行くことにしました。
提灯の醸し出す雰囲気が色っぽい。
伝統的な京都の町屋をそのまま甘味処にした感じで、本物感がすごい。それもそのはず、当店は大戦後すぐにお茶屋として営業を始め、甘味処として現在の姿に形を変えた今も創業当時の雰囲気を守り続けているそう。
そりゃあそんじょそこらの雰囲気だけまねたカフェとは格が違いますねぇ。ちなみに当店は本物の座敷に座って食べます。畳はあったかいし居心地最高です。
当店のウリは何といっても和甘味で、あんみつやわらびもち・ぜんざい・抹茶などの伝統的な甘味だけでなく、マロンパフェやわらびもちパフェなど現代風の映えるスイーツも取り扱っている。伝統を重んじるだけでなく、流行の最先端を取り入れるその心意気は素直に尊敬。
抹茶。オーソドックスながらも奥深い香りがたまらない。着物を着てこれを飲むと「京都に来た」感がすごい。
わらびもちパフェ。上から順に抹茶アイス、バニラアイス、わらびもち、あんみつのフルコース。その味もさることながらビジュアルも素晴らしい。
上から黒蜜をかけてみた。破壊力が凄まじい…。
わらびもち。これ単体でまじでうまい。初めての皆さんは是非わらびもち単体で頼んでみて欲しい。きっと感動するはずである。
ロゴもかわいいですねぇ。
座席数が多いのもあってか、少なくとも私はあまり長く待たされたことがありません。さっと入って本物の町屋で本物の甘味が食べられる神店です。他にも行ってみたい店はたくさんあるのに、京都に寄ると結局毎回ここにたどり着いてしまうくらいには求心力の凄い店です。本当におすすめ。