東京麺珍亭本舗/池袋

東京麺珍亭本舗/池袋

油そばの原点にして頂点。目指せ超メンチスト

池袋の西口から歩いて5分ほど。2020.7.29に立教大学のすぐ近くに新しくオープンとの話をTwitterで目撃し速攻駆け付けた。

今でこそ街中いたるところで見かけるようになった油そば屋だが、実は油そばにも様々な味付けがあり、店によって千差万別のスタイルがある。そんな中で、1997年の創業当時から油と特製醤油ダレに酢とラー油をかけて食べる、という極めてシンプルなスタイルを貫き続けるのが当店だ。

何を隠そう、私は当店の油そばの大ファンなのである。学生時代に6年間大阪に住んでいたのだが、当時学校のすぐ近くにあったきりん寺という関西では有名な油そば屋があった。

地元がど田舎だったのもあって油そばなんて聞いたこともなく、油とそばなんてあうわけがないと思っていた。そんな価値観を変えてくれたのがきりん寺である。

残念なことに東京に来てきりん寺と遠距離恋愛になってしまい、こちらでも同じような店を探そうと思っていた。がしかし、全く見つからないのだ。油そばは油そばでもあのシンプルな油そばが食べたい。だがどこに行っても小細工ばかり施してあり正直あまりうまいと思えない。そんなときに友人に誘われて何となくついて行った時に出会ったのが当店(鶴巻町本店)である。私は衝撃を受けた。これこそ私が探していた味だ…と。

以来何度も伺っているが、私の行動範囲と当店の立地の相性がすこぶる悪く、なかなか行けずもどかしい思いを抱えていた矢先にできたのが当店である。うれしさのあまり私は開店以来2カ月で既に6回も行っている。

これがその油そばである。普通盛り、大盛(1.5玉)、W盛(2玉)まで無料で増量可能だ。男なら迷わずW盛 + トッピング半熟卵。

酢とラー油をぶっかけまぜまぜ。う、うまそう・・・。

ここで読者の皆様におすすめの裏技がある。デフォルトでは半熟卵は麺の上に直にのって出てくるため、そのまま混ぜると麺の温度が下がってしまいせっかくの美味しさが半減してしまう。そこで半熟卵の半券を渡す際、「たまご別皿でお願いします」とひとこと付け加えるのだ。

こうすることで麺の温度を下げることなく、たまごをつけダレのようにして味変を楽しみつつ、デフォルトの味を最後まで楽しむことができるのだ。まさに一石三鳥である。

卓上には無料の味変アイテム、すりごま・ニンニクマヨ・唐辛子がある。最後は全部ぶっかけ思いきり口にかきこもう。

ごちそうさまです。5杯ごとに一杯無料券が付いてくる。たくさん貯めて超メンチストを目指しましょう。最高の店です。

食べログのリンクはこちら

Google Mapのリンクはこちら