浪花家総本店/麻布十番
- 2022.05.14
- スイーツ・カフェ・バー 六本木・麻布・広尾
「およげたいやきくん」の聖地
「五代目 野田岩 麻布飯倉本店」で江戸前の絶品鰻を食べた後に、あまりにもお腹がはち切れそうだったので東京タワー周辺をぶらぶら散歩しました。
軽くぶらぶらした後は甘味が食べたくなり、麻布まで20分ほどかけて歩き「浪花家総本店」へ。
こちらたい焼きの超有名老舗で、あの「およげたいやきくん」のモデルになったお店です。明治42年創業で、日本で初めてたい焼きを作った店だそう。
当店はあまりの人気ぶりに、普通に立ち寄っただけでは買えなくて、店頭で注文し30分後に取りに来るスタイルになっている。この辺りは割といろいろな店があるので時間つぶしには困りません。
白皮です。今にも逃げ出しそう。
当然のごとく毎度焼き立てが提供されるため、皮はパリパリ・上品に焼かれた小豆はトロットロで実にうまい。これが一匹180円なんだから最高である。
あと地味に当店の押しメニューが「焼きそば(500円)」である。的屋なんかで購入できるような焼きそばに近いスタイルであり、紅しょうががたまらない。今回は写真を失念したが、当店に足を運んだ際には是非頼んで頂きたい。
それにしても、「およぎたいやきくん」は当店から逃げ出して古川を泳いで芝浦から東京湾に逃げ込み、熱海(ももいろサンゴや沈船というくだりがあるのでたぶん熱海)までたどり着いたのである。すごいな。あと何がすごいって、吊り上げた釣り人が海水でふやけきっているのにそのままダイレクトにかぶりついたところだよな。