藤香想/要町
- 2020.12.05
- スイーツ・カフェ・バー 要町・千川・小竹向原
The 都心のオアシス。古民家カフェでほっとひと息
酒が飲めない私は、珈琲と静かで落ち着ける空間が大好きだ。
都心に住んでいるとどこに行っても混んでおり、リラックスして一呼吸したいときはどうしても遠出をしなければならないと思いがちだ。そんな私が本屋でたまたま見つけたのが要町にある「藤香想」だ。たしか東京の古民家カフェ特集にのっていた気がする(雑誌名は失念)。
要町と言えば池袋から一駅とアクセスも良く、そんな都心に木に覆われた古民家カフェなんてあるのだろうか…と思いながら歩いていると、だんだんそんな雰囲気が漂ってきた。
こんな感じの石畳の通路の先にあります。普通に暮らしていたら要町に住んでいる人でも気づかないでしょう。それくらい良い意味でひっそりと佇んでいます。
和を感じさせるデザイン。この時点で良カフェの雰囲気がプンプンします。
外見はこんな感じ。一階席はゆったりとした空間となっており、木の温かみを感じる造りになっています。私が伺った日はママ友で集まって何かの制作をしていました。地元の人がひそかに通う名店なんでしょう。客がそこそこいたため一階では写真が取れず。
二階席。こんな感じの和室があるので、家族でゆっくりしたり友人同士で集まることもできます。お洒落な絵もいくつか飾ってありました。
ブレンド珈琲。深いコクの中にほのかな酸味を感じます。空間設計も相まって非常に落ち着く。
ガトーショコラ。ケーキのクオリティも高いです。私は読書をしながら三時間くらいゆっくり過ごしました。
気が付けばもう夜に。外に座椅子が置いてあり、ここで夜風にあたりながら物思いにふけるのもまた一興です。
座椅子から見えた月。周りは閑静な住宅街のため、めちゃくちゃ静かです。何時間かいるとここが都心であることを忘れてしまいそう。
都会暮らしも便利で良いですが、たまにはデトックスもしたくなります。そういう時に身近にこういった場所があるのは本当に嬉しいですね。また心が荒んだらやってきます。あでゅー