別府・湯布院旅行に行ってみた。

別府・湯布院旅行に行ってみた。

「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府。」

六年ぶり三度目の別府にやってきました。別府は本当にどこからでも温泉が出るので、街全体が温泉街といった感じの唯一無二の雰囲気が大好きなんですよね。独特な硫黄のにおいも良い。

大阪にいた頃は商船三井運航のフェリー「さんふらわあ」の夜行便で行っていたものですが、今回は東京から飛行機で。事前にANAのスーパーバリューセールで予約したので往復1.5万円ほどでお得に予約できました。ちなみに夜行フェリー、めちゃくちゃ楽しいのでおすすめ。関東からだと茨城の大洗から苫小牧行きのフェリーが出ているので、北海道への足として検討しても良いと思います。

CAさんよりバレンタインのお裾分け。大人になると人からチョコを貰う機会もめっぽう減るので地味に嬉しいです。

大分空港から別府までは電車が通っていないので基本バスの利用になります。独占価格の片道1,300円。この旅で唯一の割高出費です。別府といえばこの人、油屋熊八。油屋氏は別府を観光地にしようと、別府港に桟橋を作る運動をしたり、観光バスを通して日本で始めてのバスガイドを乗せたりしました。地獄めぐりも温泉マークも油屋氏のアイデアです。「山は富士、海は瀬戸内海、湯は別府」というキャッチフレーズを考案し、このフレーズを刻んだ標柱を富士山山頂付近に建てたのをはじめ、全国各地に建てて回りました。

別府に着いたら何よりもまず砂湯の予約。基本海浜砂場と竹瓦温泉の二択ですが今回はロジを考慮し竹瓦温泉に。どちらも予約がすぐに埋まってしまうので、とりあえず現地で予約しましょう。午前中にすぐ向かったのですが、二時間半後の予約になりました。

■ 海鮮いづつ/別府

竹瓦温泉の砂湯を予約したら、腹ごしらえ。地元民も愛する別府の顔ともいうべき海鮮居酒屋で別府自慢の海鮮を頂きます。詳細はこちら。

■ 竹瓦温泉 砂湯

非常にエモい雰囲気を醸し出す超有名温泉。ここの砂湯は格別に気持ちよくて、身体が本当に軽くなります。砂をかけてくれるお姉さんがとても良い人で大好感。以前来た際は浴場のお湯の温度が熱すぎて入るのにも一苦労でしたが、今回は良心的な温度になっていました。高温がアイデンティティでもあったので考えどころですが、個人的には入りやすい温度が良いと思います。これこそまさにこだわりと普遍性のトレードオフ問題。

湯上りに一杯。別府の湯は血行が良くなるので、足先までポカポカです。

■ 別府タワー

いづつのすぐ近くにある別府タワー。こんなにスタイリッシュだったっけ?と思ったらつい最近改装され再オープンしたそう。名古屋のテレビ塔のようなモダンなデザインになっています。今までずっとスルーしてきたのですが、試しに展望台まで登ってみました。800円。

こんな感じの中庭もあるので暇つぶしにはちょうどいいと思います。できることは少ないけど。夜景を見に来るのが良いんでないかな。

別府の景色は海あり山あり湯煙ありで、非常に見ごたえがあります。

■ 杉乃井ホテル

別府駅からの送迎バスでホテルまで。本当は地獄巡りをしたかったのですが、あまりにも寒すぎるので断念。また次回暖かい時に来た際は巡ろうと思います。

杉乃井ホテルは別府の顔ともいうべきホテルで、一月末にオープンしたばかりの宙館に来てみました。結論から言うと最高のホテルです。詳細はこちら。

■ 湯布院観光

ホテルをチェックアウトし湯布院へ。由布岳がそびえます。かっこいいなー。

観光客向けの店がたくさん並んでいるので雑に歩いているだけで楽しいです。軽井沢と似てるかな。今回初めて外国村を意識したフローラルビレッジに行ってみたのですが、何でもありの文字通り動物園のような場所でした。

ヤギが可愛かった。自分から飼育員さんの上に乗ってみたけど怖くて足が震える図。

雪の金鱗湖。景色は綺麗だけどとにかく寒いのでどこか中に入ろう。

■ 天井桟敷

と、言うわけでやってきたのがこちら。私が湯布院で一番好きなカフェです。軽食も珈琲も美味しいし、江戸時代の造り酒屋をそのまま移築しており、雰囲気がとにかく最高。詳細はこちら。

一通り見終わったら空港バスでそのまま大分空港まで。別府は何度来ても良いところです。今度は関西旅行のついでにさんふらわあで来よう。そうしよう。

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