人類みな麺類/代官山

人類みな麺類/代官山

あれ、こんなもんだったっけ?

大阪を代表する有名店「人類みな麺類」がついに東京にやってきた。といってもオープンは2020年7月なので、既に二年は経っているのだが、コロナでバタバタしていたのもありなかなか訪問できずにいた。というわけで、今回は代官山にある東京本店にやってきた。

私が大阪にいた頃の大阪本店の行列は本当に凄まじく、毎回2~3時間は並んでいた。他にも「くそオヤジ最後のひとふり」や「世界一暇なラーメン屋」なども当店の系列店なのだが、どこも名前が珍しい。最近ちょっぴり意味不明なキャッチ—な名前のお店も増えてきたが、当店の成功に倣った例も多いように思う。

シンプルで洗練された店頭ののれん。金曜の夜に伺ったが、店内は満席でも並びはなし。入れ替わりのタイミングだったためすぐに入店することができた。ラッキー。大阪の頃のような大行列に並ばずとも当店のラーメンを食べられるとは、なかなかに感慨深い気分だ。

店内は相変わらずミスチルのライブが大画面で流れていた。

基本的にメニューは4種類。骨以外は大阪本店で食べたことがあるのですが、私は圧倒的に原点派。魚貝系のmacroも美味しいのですが、同じ魚貝系なら私は系列の「くそオヤジ最後のひとふり」の方が好みです。だから当店で食べるなら原点一択。 大阪本店時代から変わっていないのですが、macroを一番人気と推しているのはなんだかもったいなく感じる。当店のアイデンティティは明らかに原点だと思う。

サイドメニューには、恵比寿餃子や大阪は箕面の特産地ビール「箕面ビール」も。大阪に住んだことがある人なら知らない人はいないであろう超人気地ビールです。

店内はテーブル席も多く、内装も清潔感あふれているため、女性客も多めです。

着席し五分程で着丼。このビジュアルが懐かしすぎる。。。

極太メンマと、

極厚チャーシューが当店のウリです。

メンマはスープを吸ってどんどんウマくなるし、チャーシューから染み出すダシがスープに溶け出しどんどんウマくなる。最強の名脇役どころかもはや主役になってしまっている。

スープは超シンプルで、甘めの醤油を使用しやさしい味わいに仕上がっています。シンプルだからこそ醤油やチャーシューの旨味がより引き立つんでしょう。

麺は当店らしい丸めの中太麺。これがいいんですわ。

ご馳走さまです。多分7年ぶりくらいに食べたのですが、なんだか懐かしい味がしました。思い出補正もあるかもしれませんが、やはり美味しいですね。食べログの点数が思ったより伸び悩んでいるようですが、最近は特に東京のラーメンのレベルがすさまじく上がっているため、あまりのシンプルさに物足りなく感じてしまう人もいるのかもしれません。それでもこのクオリティのラーメンをほとんど並びなしで食べられるのは個人的に凄くうれしいです。

限定麺や骨も気になったので、また来ます。

今年の六月にルクア大阪にポンテベッキオとのコラボブランド「人類みな麺類Premium」もオープンしたそうなので、大阪に寄る際はそちらも訪問してみます。

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