ESPRESSO D WORKS/恵比寿

ESPRESSO D WORKS/恵比寿

落ち着いた大人なデートにピッタリのイタリアンカフェ

思い出のラーメンを食べたあと、食後恒例のスイーツを求め少し歩く。

実は恵比寿には、割と遅い時間まで開いている、食後にデザートを嗜みながら軽くコーヒーやお酒を飲むのに最適な店が沢山ある。下戸の私にとってこんなに嬉しい街はなかなかない。

今回は「ESPRESSO D WORKS(エスプレッソ D ワークス、以下EDW)」にやってきた。ワ〇ピースを彷彿とさせる名前だと感じるのは私が厨二病にでも犯されているからなのだろうか。

「D」のロゴが素直にかっこいい。

恵比寿駅の東口から徒歩で7分ほど。恵比寿通りの少し先にあるため周りの雰囲気も落ち着いており、大人なデートの二件目にもってこいだ。

最近は(天気は悪いが)少し夜の熱さも緩和されてきたのでテラス席を利用するのも気持ちいいだろう。

この写真では少しわかりづらいが、店内の雰囲気はめちゃくちゃ良い。隅っこにある席もお忍び感が出るし、写真奥にあるソファ席もお洒落だ。

店内の壁面はコーヒー豆で作られており、これまた非常にイカしている。なんだか良い匂いがしそうだ(何も香らなかった)。

当店の特徴としては、基本的にはEDWのメニューとしてはふわふわのパンケーキやケーキなどのスイーツと、アルコールやコーヒー・エスプレッソなどのドリンクが主役なのであるが、隣店の「REGGIANO(レッジャーノ)」のイタリアン料理をこちらの店内で注文することができる。そのため、二件目のカフェ利用でも良し、一件目でしっかりとお食事をするのも良しのハイブリッド店なのである。

私はエスプレッソよりもドリップコーヒー派なので、今回はシングルオリジン「コロンビア・ペスカドール」を注文。可愛いカードもついてきた。控えめで上品な酸味が特徴的で、アブラものを食べた後にもってこいのフレーバーです。

ちなみにカードに記載のあるオールプレスエスプレッソといえば、清澄白河にあるロースタリーが有名ですね。当店には私も伺ったことがあるのですが、内装が工場的な良さがあり、休日はいつもたくさんの人でにぎわっています。この辺りは非常に美味しいコーヒー屋が多いので、またいつか皆さんにも紹介したいものですな。

アールグレイチーズケーキ。タルトに近い感じで、下のクッキー生地がベリーグッド。タルト好きの私の心をくすぐらないはずのないケーキでした。

また、隣に添えてあるバニラアイスも非常に美味しかった。

こちらはキャラメルとナッツのパンケーキ。かなりふわふわで、思った以上にさっぱりとしています。そのため、食後でも意外とさくさくと食べ進められますが、個人的にはもっと甘い方が好みですね。少しわがままでしょうか。とはいえ、健康のことを考えるとこのくらいでちょうどいいのかもしれない。

ところで、隣の壮年グループの会話が非常にリアルで面白い。

「ワシの年金は月〇万円。今年また減額されるらしいぞ!(年金受給額の調整やマクロ経済スライドの影響)」

「国民年金だけじゃきついぞ。わしはまだ警備員をやっとるがそろそろきついな。」

…私もそろそろ老後のことを考えて貯蓄を始めなければならないかもしれない。

ちなみにマクロ経済スライドとは、少子化や長寿化の影響を吸収するための受給年金額の調整のことで、その他にも、物価や賃金の変化に応じて年金額の価値を維持するという、年金額改定の基本的な意義での調整(こちらが本来の改定)も行われている。2022年度の改定では、本来の改定率が-0.4%で、マクロ経済スライドは特例に該当して次年度へ繰り越されたため、年金額の改定率は-0.4%となった。

当店における個人的一番のサプライズ。これ、何だと思いますか?

そう、隠し扉の向こうにトイレがあるんです。店員さんに聞かないと絶対に分かりませんが、なかなかいい遊び心です。デートで使用した際には良い話題のキッカケにもなりそうです。

トイレにはマウスウォッシュがあり、そのあたりの気遣いも非常に嬉しい。

二人でコーヒーを飲んでスイーツをしっかりと食べて一人あたり2,000円ほど。恵比寿という立地で食事のクオリティや店内の雰囲気を考えると、その辺のバーやホテルのラウンジなんかよりよっぽど素晴らしい空間です。

恵比寿でいえばダンロなんかもおしゃれ空間で有名ですが、そちらは有名になりすぎてしまったせいかなかなかカフェ利用だと入れません。使い勝手の良さでいっても当店は素晴らしい選択肢だと思います。

落ち着いた大人のデートでの利用にめちゃくちゃオススメ。

池袋や渋谷にも店舗があるそうなので、今度そちらにも行ってみよう。

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