パパ活女子と亀戸ホルモン/恵比寿

パパ活女子と亀戸ホルモン/恵比寿

最強コスパのカジュアル焼肉

ホルモン激戦区の亀戸を制した店として名高い「亀戸ホルモン」。本店は予約ができず待ち行列50人超え2時間待ちのこともあるのですが、ここ恵比寿店は狂気とも言うべき待ち順列が生じることは少なく、予約もできるし普通にチラホラ空いてたりします。

立地は西口を南下し激坂を上った先にある。妙な立地ではあるのだが週末は予約でいっぱい。大宗の客が仕事終わりの若いサラリーマンが気の置けない同僚と飲み会をしている。内装は清潔感があるので普通にカップルも多め。

従業員が能動的にお冷や網交換などの提案もしてくれるため、コスパの良い焼肉店にしては接客もGood。開店当初は接客が悪いとの口コミも目立ちましたが、改善したのでしょうか。素晴らしい感度と意識の高さです。

基本的には入り口側のカウンター席と、奥のテーブル席。テーブル席はサラリーマンが飲み会をしています。各席にある七輪で各々好みの焼き加減で楽しむスタイル。

各メニューだいたい700円内外と控えめな値段設定だ。牛肉はどうしても値が張るため、ホルモン系統で攻めるのが当店の定跡。

まずはキムチとコーラで乾杯。特段ひねりのない凡庸な味わいです。まあさすがに安い店のキムチはこんなもんだよね。これが700円はちょっと高いかなあ。まあ、他のメニューの費用対効果が高すぎて、相対的に高く感じるだけですが。

レバ刺し。軽く湯通ししねぎとごま油で和えてあります。臭みは一切なく、レバーそのものの味わいが引き立っています。かなり中の方まで火は通っているので口当たりは生レバーとは程遠いですが、これはこれでコーラが進む味わいです。

談笑しながら食事を楽しんでいると、隣の席にいかにもなP活系カップルがやってきた。40代後半と思わしきイケおじと、30前後の清潔感あるOL女子だ。お互い仕事終わりなのだろうが、華の金曜というのに大変だ。「久しぶりー。」女子がそう言ったが契約でもしており定期的に会っているのだろうか。さしづめ年末年始を挟み新年一発目と言ったところか。

当店の素晴らしいところはこれ。ホルモンといえば、どれが誰のどの部位なのか覚えるのも大変なのですが、各部位の説明と焼き方が書いてあるのでいちいち店員さんに聞く必要もないし、話のネタにもなる。一度印刷さえしてしまえば勝手にお客さんが読んでくれるので店員側としても楽だろうし、まさにWin-Winだ。

左から上ミノと塩ホルモン。当店の上ミノは豚の胃袋で、トロミノが牛の第一胃です。

上ミノはとても胃袋とは思えない上品で清潔感ある見た目です。焼くと非常にコリコリしており美味。さすが当店のスペシャリテです。ホルモンは小腸にあたる部位であり、ザ・ホルモンの王道。皮目をカリッと焼き、脂は軽く火通しして食べます。甘くてジューシーな脂と、カリッと歯ごたえのある皮目がたまらないアクセント。

隣の席はとても仲がよさそうで、会話内容を除けばとてもビジネスカップルとは思えない。

左からハツ(牛の心臓)と豚タン。ハツは軽く火で炙って頂くのが乙な食べ方。鶏と違いレバーみのある風味ではなく、かなりあっさりとしているのが牛のハツの特徴。内臓の配置の違いで説明できます。タンはそれ単体では旨味が薄めなのですが、どちらかというと良く火を通し、そのコリコリとした食感を楽しむもの。下味が割としっかりついているので、とてもバランスが取れています。

それにしても隣のカップルはこのあとどうするのだろうか。ここはホテルから近いし、比較的コスパの良い当店を選んだのは、定期的に会っており気の置けない関係に昇華しているということなのだろう。

そうなってくると気になるのはその契約金だ。イケおじはこの平凡なOLにいったい月々いくら払っているのだろうか。一般的な相場で言えば数十万は下らないだろう。

だがおやじ、一度そのちんこに一度手を当てて考えて欲しい。まあ、受け答えはしっかりとしているし愛想もあるので人間性は合格点、ルックスも一般的に見れば中の中の上くらいの、偏差値で言えば55くらいのキレイめな部類にはなるだろうが、果たしてその顔面に月々数十万の価値があるのだろうか

吉原の風俗に行けば、8万円内外もあれば超高級ソープで女優並みの美女とたっぷりと数時間楽しめる。計算上は契約金で少なくとも週一は行けることになる。いくらOLが床上手だとしてもさすがにその道のプロにはかなわないだろう。しかもプロはどんな性癖も・無茶ぶりもかなえてくれる究極のサービスを受けられるのだ。仮に吉原といわずとも、そこまでの高額を出さなくても数万円もあれば十分すぎるほどの美女と楽しむことができる。

素人の延長のような凡庸なルックスの女に飯代・ホテル代をおごり、定期的なメンテナンス料(バッグや旅行)を支払い、さらに月々の契約金まで支払わなければならない理由が私には心底理解できない。奥さんや子どもにも示しはつかないし、高級風俗のほうが性病にかかるリスクもない。そちらの方が凄まじく健全なのではないか。

ハチノス、牛の第二胃です。中目黒の神コスパホルモン「小野田商店当店」でハマったのでここでも注文。当店はたっぷりの味噌ダレ付きです。

下処理の時点ですでに軽く火は通っているのであまり焼く必要はないのですが、タレを何度もつけ直しながら、表面がカリッとするまで良く焼くのが美味。

一般的な反論としてありうるのは「素人との絶妙な駆け引き・ドキドキ感を味わいたい」というもの。そんなこと知るか。本当に素人と楽しみたいのであれば男らしくナンパでもしたらどうか。まあ40も超えたおっさんがナンパしているのは見るに堪えない気持ちは分かる。ただ、寝ても覚めても隣にいる女は脳内お金畑になったただの平凡なOLだ。そこに駆け引きもクソもなく、そんな設定の時点で完全に興ざめ。後に残るのは賢者の気持ちだけである。

豚のおっぱい。当店のホールで注文を受けてくれるのはバイトの若い女の子なのだが、これが非常に頼みにくい。というのも、メニュー表にないのでその日の仕入れがあるのか店員さんに都度聞かなければならないのだ。これもまあ、人によっては性癖に刺さる場合もあるだろうが、シャイで高潔な私にそれはなかなかできない。メニュー表を見て悩んでいると社員らしき店員さん(男)が声をかけてくれた。「何か頼みたいものありますか?」

神か。「今日はおっぱいありますか?」「今日たまたま入ったんですよー。」「じゃあお願いします。(にっこり)」。まさに救世主だ。

そして最終的におっぱいを席に持ってきてくれたのはバイトの女の子。「おっぱいです。(明るい声でにっこりと)」。私の性癖に何か突き刺さった音がした。男のすべてを理解した凄まじい接客の連携の妙技にしてやられました。

焼く前はプルプルしておりかなり独特なビジュアルなのだが、焼くとコリコリと食感が楽しい。おっぱい嫌いな男はいないと思います。変な意味じゃないよ。

コムタンスープ(赤)。牛肉を煮込んだスープです。五臓六腑に染み渡るホルモン焼き肉のド定番。百円追加で麺入りが注文できます。

〆はもちろん冷麺で。想像の倍くらいの、かなりの量があります。一般的な焼肉屋の冷麺です。これでいい、これでいいのだ。

物事にはすべて分相応というものがあります。イケおじにはお金があるのかもしれないが、もっといい使い道があるはず。高級ソープで性欲を満たしつつ、毎月積み立てNISAで数万ずつ積み立て老後に備える方がよっぽど素晴らしい。そのお金で老後に妻と世界一周旅行でもしたらどうか。まあ、お金の使い道は人それぞれだ。でも金銭感覚の狂ったOLの人生は、若いうちはいいがもう数年もすると誰も見向きもしてくれないだろう。高級便器として生きていく女のプライドの在処は、男の私には一生理解できないのかもしれない。

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