麺場 らせん/南長崎

麺場 らせん/南長崎

東京で牛骨ラーメンを食べるならまずはここ

以前鳥取県に伺った際に食べた牛骨ラーメンにハマり、以来東京にも少数ではあるが存在する牛骨ラーメン屋をいくつか開拓してきた。

しかし、正直に言うとあまり満足できるようなものに出会ったことがない。唯一、本家すら超えてしまうのではないかと思うくらい感動したラーメンが「スープメン」の牛骨塩ラーメンなのだが、どうやら店主が変わったようでメニューとして採用されなくなってしまった。

そんな時に、食べログ探索をしていると偶然見つけたのが東京は南長崎にある当店「麺場 らせん – RASEN」である。

南長崎といえば「カネキッチンヌードル」が非常に有名だが、今回はその誘惑に打ち克ち、こちらに伺う。

白湯ベースのこってりとしたスープを使用したメニューが二種、清湯ベースのあっさりとしたスープを使用したメニューが三種、合計五種ある。

本当は全部食べてみたいのだが、今回はまず手始めに醤油を選択。ちなみに鳥取の牛骨ラーメンも白湯ベースの醤油がポピュラーである。

店頭にはソファがあり、列に並ぶ人への配慮を感じる。雨などが降った時のことを考えると、正直店内で並べるのはありがたい!

お洒落な(?)Tシャツやエコバッグなんかも売っていた。

謎のキャラクター、ぎゅうこつくん。皮や肉が剥がれる前の姿なのだろうか。

今回頼んだのは牛骨しょうゆ大盛。この美しいビジュアル。

スープの表面にはジューシーで食欲そそるアブラが浮いており、湯気が出ていない。

スープをレンゲで掬うとじわーっと湯気が立ち上り、同時に牛骨の香りがプンプン香ってくる。

そして一口飲んでびっくり、アブラが非常に特徴的で美味しいのだ。見た目と裏腹に全然くどくなく、思った以上にさっぱりしており、余裕で完飲できそう。

また、卓上にある味変アイテム「胡椒」との相性が本当に凄まじく、胡椒をかけるだけでこんなに違う一面がみられるラーメンは、牛骨以外に私は知らない。本家鳥取でも胡椒がかかっており、その相性の良さには度肝を抜かれた。

麺は中太ストレート麺。スープとのバランスがよくとれています。何よりのイチ押しは、アブラを吸ってブリブリジューシーになった特大メンマと、

この牛のほぐし身だ。

こうやってスープと一緒に飲むのがめちゃくちゃうまい。ご飯が欲しくなるな。。。

余裕の完飲。ご馳走さまでした。

あと店主の方の接客姿勢が素晴らしかったです。今どき、偉そうな接客をするラーメン屋も多いですがこういう店と出会うとなんだかほっこりします。影ながら応援しています。

素晴らしいお店と出会ってしまった。味噌も気になるけど、次回は塩かな。これは通い甲斐がありそうです。

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