ピッツェリア・ピッキ/門前仲町

ピッツェリア・ピッキ/門前仲町

下町に佇む赤壁がキュートな本格窯焼きピッツェリア

久しぶりに門仲にやってきた。昔この辺りに住んでいたことがあり、個人的にかなり思い入れの深い場所である。

門仲にはいくつかの顏があり、北側の比較的綺麗で歴史感じる一帯もあれば、南側の雑多な飲み屋街的な一面もある。

今回は久しぶりに北側をぶらぶらとしてみた。深川不動尊や鶴岡八幡宮があるあたりである。鶴岡八幡宮といえば、姉弟げんかで日本刀切り付け事件が起きた場所だ。これは決して戦国時代の話ではない。2017年の話である。

さて、門仲~清澄白河エリアといえば、お洒落なカフェやトラットリアなど非常に良店が多いことで知られている。私の大好きな「水のや」なんかもこの辺りである。今回は、住んでいた当時よく通っていたこれまた名店「PIZZERIA PICCHI(ピッツェリア・ピッキ)」へ伺う。

赤い壁がキュートなピッツェリアだ。店名は野鳥であるキツツキのように、楽しく自由にワイワイ、料理をつつき合って、皆で楽しんで!という願いが込められているらしい。

店内は奥行きがあり、以外と広い。落ち着いた空間で、テーブル席がいくつもあり最大50名での貸し切りもできるそう。

この辺りではかなり有名で、休日になるといつも行列ができている。家族で・カップルで・友人同士で、様々な使い方ができるのも当店の魅力だ。

当店のピザは全て店の奥にあるピザ窯で焼いている。しかも窯焼きというこだわりぶりだ。

今回はランチでの訪問ということで、サラダとピザ or パスタのセット1,200円を注文。ピザはトマトベース・チーズベースの六種から、パスタは三種から選ぶことができる。

サラダ。一見普通のサラダに見えるが、このドレッシングがめちゃくちゃうまいのだ。

これが美味すぎてお客さんからの問い合わせが凄いらしく、ドレッシングのレシピを公開することになったほど大人気だそう。当レシピは店頭にあるチラシに記載してある。ご興味がある方は是非入手して作ってみて欲しい。

作って売ればいいものを、あえてレシピの公開をするあたり当店の良心が現れている。

ピザはハーフ&ハーフが可能(!)だそうで、トマトベースとチーズベースの二種類のピザをハーフ&ハーフにしていただいた。ビジュアルも美しい。

トマトベースのソースに鶏もも肉と新じゃがいも、モッツアレラチーズ、ローズマリー、セルバチコ、マスタードマヨがのっている。生地もモチ&カリッとしており、丁度いい焼き具合だ。チーズと鶏肉がよく合う。

しらす・生海苔・モッツアレラのシンプルな構成ながらも、非常に奥ゆかしい味わいになっている。生海苔が非常に良い味を出しており、たっぷりモッツアレラと磯の香りがとてもよく合っている。

卓上にある唐辛子オイルをかけると風味が変わり、一層美味しくなる。

続いて個人的イチ押しのビスマルク。生ハムと半熟トロトロのたまごがめちゃくちゃ美味いのだ。当店のピザ、普通にサイズも大きいのだが、そこが非常に嬉しい。

小海老とズッキーニ・チェリートマトのアーリオ・オーリオ。素朴なオイルパスタながらも、チェリートマトと刻みにんにくが良いアクセントになっている。中太パスタとその茹で加減が絶妙なのだ。他のソース系のパスタも非常に美味しく、まさに万人受けするタイプのパスタなので是非食べてみて欲しい。

ごちそうさまでした。本当は+500円でドルチェ(バスク風チーズケーキ)とドリンクもつけられるのですが、久しぶりの門仲ということでハシゴするために当店では我慢。デザートは別店で頂きます。

MONZ CAFE(モンズカフェ)

老若男女誰でも居心地の良い空間で、万人受けする料理が出てくるピッツェリア。デート・友人とのごはんなど本当に様々なシーンで利用できます。夜だと前菜の種類が増えたり、パスタやピザ以外の一品ものも色々と出てくるのでそれはそれですごく楽しいです。超おすすめ。

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