椿々(チンチン)/神楽坂

椿々(チンチン)/神楽坂

話題作りに事欠かない古民家風居酒屋

神楽坂駅から歩いて10分弱。大通りに面した、古民家風の趣の何やら存在感のある店がこちら「椿々」である。

これ、何て読むの?ええ、チンチンです。

今回は「雑に酒を飲みながらお洒落でそこそこ美味しいものが食べたい」という友人の希望を受け、それならばとこの店をチョイス。三名で伺いました。

店内は木調ベースの内装で、暖色のライトが良い感じの雰囲気を演出しています。普通におしゃれだし二階席や個室もあるようなので、人も十分に入れるし簡単な宴席なんかにも使えそう。

カップルや女子会、職場の飲み会から合コンまで幅広い用途で使用できる万能居酒屋です。また店名のおかげで(?)、話のつかみも完璧です。

当店を合コンやデートで使用する男子は是非お気に入りの子に話しかけてみよう。

「この店、なんて読むの?」

「….チンチン///」

この反応だけでご飯三杯はいけるはずだ。

海鮮6種(まぐろ、白子、カツオ、ぶり、鯛、炙り〆さば)盛り合わせ。(写真に写るは5種ですが、さばが左の方で切れています。)それぞれのポーションがかなり大ぶりで、かなり豪快な刺身盛りです。あまり期待していなかっただけにそれぞれしっかりとしたものが出てきたので少しびっくり。

茄子揚げ浸し。期待を大きく上回るわけでもなく、裏切ることもないオーソドックスに美味しい揚げ浸しです。

ねぎトロアボカドとガーリックトースト。ガーリックトーストの香りがもはやテロ級の破壊力。トーストとの相性も良くサクッと食べてしまいました。トーストだけにサクッとね。

宮崎日南鶏の一夜干し焼き。炭火で焼きあげているためパリパリとした皮の食感と鶏のジューシーな脂がたまりません。シンプルな塩の味付けもバランス感覚に優れており、非常に美味しい一皿でした。

本ハマグリと春菊の酒蒸し。ハマグリと春菊が酒蒸しされることによって、より一層芳醇な香りが引き立つ出汁が抽出されており、またハマグリの身自体もしっかりしていて、これが本当に美味しかった。アルコールが苦手な私でも飲めるくらいにはさっぱりとしており、寒い季節には毎日飲みたくなります。本日一番の皿。

仕上げは炎の焼きプリン。味面で特にインパクトはなく、普通に美味しいプリンです。炎が上がるだけで場はそれなりに盛り上がるので良い演出ですね。

あれこれ飲み食いしてお会計は一人4,000円ほど。非常にリーズナブルです。

当店、普通にお洒落で名前のインパクトもあるため「店選びに凝った感」も出せるし、料理のクオリティも悪くないので普段使いの居酒屋としては最強クラスなのではないだろうか。立地も悪くないので非常におすすめです。また来よう。

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