ル・クロ・モンマルトル/飯田橋

ル・クロ・モンマルトル/飯田橋

家庭感あふれるあたたかみのある本格ビストロ

飯田橋の駅から5分ほど。メインの通りから少し外れ、閑静なエリアにあるビストロです。先週の「ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン」に続きGo to eatを使って飯田橋のおしゃランチの開拓です。

軒先での食事もできる。外は割と静かだし、開放的で気持ちよさそう。ここで食べるなら予約していった方が良いだろう。

店内にはお洒落な絵が飾られている。

今回は酒を飲まないためシングルコース(前菜 + メイン + ドリンク)にデザートを付けて2,400円ほどのコースを注文。見ての通り非常に幅広いメニューから選ぶことができるのも当店の魅力のひとつだ。

砂肝のコンフィのサラダ仕立て。砂肝が非常に柔らかく調理されており、酒のつまみにすればいくらでもいけそうだ。くるみのアクセントがまたいい味を出している。実際これは当店の人気メニューのようで、自宅まで宅配できないかとよく問い合わせがあるらしい。

連れの頼んだトマトのババロアとアボカドのアイス。さっぱりながらほのかに甘みを感じるトマトのババロアとアボカドのアイス(どちらかというとシャーベットに近い)がよくあう。まさにナイスコンビ。

連れの頼んだサーモンとホタテのタルタル。こちらは見た目通りの美味しさ。

私のチョイスしたメイン、黒ブータンのテリーヌ仕立て。豚のソーセージを腸詰めにせずテリーヌ風に仕立てているらしい。その色の通り鉄分を多く含んでおり、鉄分のコクと豚の濃厚なうまみがあわさってめちゃくちゃうまい。奥にみえる付け合わせのりんごのコンポート(?)とマッシュポテトもすさまじく相性が良い。これも酒と合わせたら最強だろう。文句なしで本日一番の皿。

連れの頼んだ仔牛のアショア。唐辛子を使った煮込み料理です。意外とさっぱりしていて非常に食べやすい。唐辛子も全然きつくないです。

連れの頼んだ若鶏もも肉のコンフィ。鶏肉がこれでもかってくらい軟らかく調理されており、味と香りも中のほうまでしっかりついている。これ普通に旨い。

ピスタチオとルバーブのタルト。ルバーブは、大きな茎の太いほうれんそうのような見た目ですが、味はチェリーのような酸味を感じる独特な食材です。欧州では家庭でもよく使われる食材のようですが、日本ではあまり見かけませんねえ。

シロップ漬けにしてジャムなどによく使われます。このタルトもシロップにつけたものを使用しているそうですが、甘みと酸味のバランスがよく本当にチェリーのような味です。うまい。

連れのモンブラン。甘すぎずバランスの取れたモンブランです。

連れのガトーショコラ。鉄板ですがやはりうまいですねえ。温めて出してくれるので溶けだしたチョコがこれまたうまい。食後のコーヒーで流し込んでホットひといき。

家庭感溢れる温かみのあるビストロでした。Go to eat込みでほぼほぼ2,000円ってのもいい。接客してくれたお姉さんも料理の説明含め積極的に絡んできてくれました。

神楽坂・飯田橋といえば割高でそこまでおいしくもないランチが多そうなイメージでしたが、探してみればたくさん高コスパの良店があるようです。やはり何事も決めつけは良くないですねえ。まだまだ気になる店は多くあるので引き続き探索に勤しみます。

次は夜にきてゆっくり楽しみたいですなあ。

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