うな富士/鶴舞
名古屋うなぎの頂点。三河湾で獲れる海鮮も美味
名古屋に来るたびに絶対に行く店が4店ある。辛味噌ラーメンふくろう、味仙、矢場とん、そしてここうな富士だ。略して名古屋版4種の神器とでも呼ぼうか。
食べログ3.92(2020/10時点)と超高得点を獲得。名古屋で最も人気があり、行列のできる鰻屋です。
店頭には待合室代わりの大きなテント。その人気ぶりが伺える。
普段であれば2~3時間は並ぶはずが、今回はコロナの影響もあってか30分ほど待って入店できた。実は当店、予約もできるので本当は並ぶ必要はないんだけどね。急に食べたくなっちゃうことってあるでしょ?てへ
なんと真隣りがうな富士の店舗に様変わりしていた。
身障者優先店舗みたいですね。ほっこりします。
とはいえ身障者だけでここが埋まることもなさそうで、訪問日も家族連れが普通にこっちに通されており、かくゆう私もこちらに案内されました。中は4人用の机が間隔広めで置かれており、ゆったりとした雰囲気が流れています。
まずは肝焼きから。香ばしい香りとたれの旨味に、ぷりぷりの歯ごたえ。うーん、ジューシー!
海鮮5種盛り。鰻屋で海鮮が出るのは若干違和感がありますがこれがまた普通に旨い。こちらは予約なしでもその場で頼めます。
ちなみに事前に予約しておけばこちらの船盛が注文できます。その名も「うな富士盛り」
写真ではわかりにくいですがこれめちゃくちゃデカいです。仕事終わりに友達と魚をつまみながらゆっくり酒を飲む、的な使い方もしてみたいですね。
別角度。下までびっちり魚が盛られています。密です…
メインのうなぎ丼(3,400円)の登場。
東京の鰻は白焼き→蒸し→タレをつけてもう一度焼くのですが、西の鰻は蒸さないため、うなぎの脂を上手に「焼き」に活かすことで、パリッと香ばしく出来上がるそうです。
確かにジューシー。香ばしいタレの香りとカリッとした焼き目がたまりませんなあ。写真では分かりませんがごはんの中にも鰻が埋まっています。トータルで見ると鰻もごはんもかなり量が多く、普通のうなぎ丼一杯でかなり満足できます。よほどのファイターでない限り上うなぎ丼にする必要はないと思います。
付け合わせのうな粕。粕の味に決して負けることのないうなぎの強い味が粕と非常にマッチしており掛け値なしにうまい。
漬物。箸休めにピッタリ。
お椀は肝吸い。鰻の脂で満たされた胃に染み渡る。
トイレにこんな張り紙が。なんと今年の9月に東京出店したそうです。場所はミッドタウン日比谷のすぐそこという好立地。うな富士ファンの私としては何としても行かなければなりません。楽しみがまた一つできました。
噂に違わず素晴らしいお店でした。うなぎ丼の他にもひつまぶしや海鮮、各種つまみまでレパートリーの広いお店です。友達数人で色々つまみながら酒を飲み、最後はうなぎで〆る、的な使い方もしてみたいもんです。ごちそうさまでした!