麵屋 れんしん/熊谷

麵屋 れんしん/熊谷

新感覚の濃厚鶏白湯つけ麺

「花湯スパリゾート」で源泉かけ流しの温泉と岩盤浴・サウナを一日中満喫した後は、熊谷駅周辺でラーメンを食べて帰ることに。この辺りはラーメン激戦区になっており、美味しくて有名なラーメン屋が沢山あります。

本当はゴールデンタイガーに行こうと思っていたのですが、21時を過ぎても20人以上の行列でさすがに断念。代わりに「麺屋 れんしん」に伺いました。こちらも並びが数人あったのですが、丁度タイミングよく入れ替りの時間だったので、すぐ入ることができました。

それにしてもこの辺り、ほとんどの飯屋が21時の時点で閉まっており人通りも少ないのですが、なぜかラーメン屋だけ異様な列ができている。

また、街の作りも面白くて、「星川通り」という東西に走る川沿いの並木道が歩いていて気持ちよかった。川の名前が星川なんだろうなあ、と思い調べてみたらまさかの本名は忍川。どういうことやねん。

と、一人心の中で突っ込んでいる間に目的地へ到着。

メニューは鶏白湯らーめん・鶏白湯つけめん・鶏そば・担々麺の大きく四種。担々麵以外はすべて塩か醤油から味を選べます。

私は悩んだ挙句塩つけ麺の大盛をチョイス。

注文から10分程で着丼。

麺は鮮やかな淡い小麦色の太麺で、チャーシュー・水菜・メンマとトッピングがすべて美しい。

スープは意外とあっさりとしたものなのかしら?さらっとしているようにみえます。

が、飲んでみると印象がガラリと変わります。確かに舌触りはあっさりとしていますが、飲んでみると意外と濃厚で、新鮮な感覚の鶏白湯です。塩タレには利尻昆布・干し椎茸・貝柱などの魚介チックなダシを使用しているらしい。マイルドながら少しトロっとした鶏白湯の風味と海のダシ・柚子の香りが非常に繊細なバランスを構成している。

麺との絡みも最高で、まじでいくらでもいけそう。サウナで汗を大量にかいた後なので、塩分が果てしなく美味いし体に染みる。

あと地味に感動したのがこのチャーシュー。ワイン片手にこのチャーシューをつまみたい。

連れの頼んだ醤油つけ麺のスープ。こちらはタレに干しシイタケ・にんにく・しょうがを使用しているそうで、ポン酢のような酸味?を感じた、これまた一風変わったつけ汁です。

鶏白湯らしさでいえば塩に軍配が上がりますが、程よい酸味とマイルドな鶏白湯のコクが良い具合にバランスしており、こちらもこちらで個性が立っておりめちゃくちゃ美味い。タレが変わるだけでこんなに変わるのか、と素直に感動させられた一杯でした。

ご馳走さまでした。目当ての店が行列で断念したため消極的に選んだお店でしたが、出会えて感謝しかない。この辺りのラーメンも開拓し甲斐がありそうです。

丸一日花湯でのんびり過ごす→ラーメンで〆というゴールデンルーティンが完成しました。都心からのアクセスも悪くないので、皆さんも是非。超おすすめ!

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