つづみそば/高山
「君の名は」の聖地で食べる昔ながらの本格中華そば
岐阜県高山市にやってきました。
岐阜県は名古屋からのアクセスが非常に良く、特急飛騨に乗れば高山駅まで2時間半弱、約6,000円で行けます。飛騨高山といえば高地や温泉、飛騨牛などが有名ですが、高山ラーメンも非常に魅力的です。
また、実は飛騨は映画「君の名は」の舞台にもなっており、聖地巡礼の観光スポットとしても非常に有名です。劇中で飛騨にやってきた瀧君が食べたのがまさに高山ラーメンであり、作中のラーメンの描写がとても美味しそうだったのを観て高山ラーメンが食べたくなったのが懐かしい。(残念ながら劇中で瀧君が行った「吉野」というラーメン屋は現実には存在しません)
高山の街並み。古風で昔ながらの街並みが残っており、空気も澄んでいます。こういう雰囲気、生まれも育ちもド田舎の私にとってはたまらないですねえ。
街中には謎のオブジェクトがいくつか置いてありました。コンセプトがよく分かりませんでしたが、おそらくそれは私の勉強不足のせいでしょう。
とりあえず高山に着いてすぐに向かったのが「つづみそば」です。高山駅から歩いて8分、観光地のど真ん中にあります。食べログをみると高山駅の周りだけでもラーメン店は多くあるのですが、その中でもとりわけ高得点を獲得している超人気店です。僅差で食べログトップだった「麺屋しらかわ」と悩みましたが、そちらは翌日行くことにしました。
店の外観は「The 昔ながらの中華そば」といった感じで、入る前からそそられます。土日ということもあり30分程並びました。さすがの人気店ですなあ。
着丼。私はワンタン麺(1,000円)を頼みました。見てください、このビジュアル。最高じゃないですか。
スープは淡い黄金色、非常にマイルドでやさしい味わいです。豚バラスライスのチャーシューも最高に美味い。卓上の胡椒をかけると、ぴりりとした刺激がアクセントになり、これまた美味い。ワンタンとの相性も抜群です。これぞまさに私の食べたかった中華そばです。
どこか懐かしく、それでいて現代の趣もキチンと取り入れている由緒正しき本格派ラーメン店。高山に伺う際には是非行ってみてください、虜になること間違いなしです。
さて、ラーメンのあとは甘味(わらび餅)の出番です。旅の続きはこちら。