蒙古タンメン中本 上板橋本店/上板橋

蒙古タンメン中本 上板橋本店/上板橋

話題に事欠かないウマ辛健康食品

昨年、炎上芸人小林礼奈とのバトルで話題急上昇した「蒙古タンメン中本」。行列時に子連れグループで訪れラーメンを40分かけてダラダラ食べてたら他の客に文句を言われ店から追い出されたとネットに中本を名指しで批判し大炎上と、教科書に載せたくなるような案件だ。

長らく食べておらず久しぶりに食べたいと思っていた折に、三ん寅で並んでいたときに仲良くなったおじちゃんがこの辺りに住んでいるらしく、初代の第一号店が開店したころから知っているようで、昔話を披露して下さった。

そういうわけで本店までやってきた。駅の改札から出た目の前にあり、あいにくの天気も相まってラスボス感すら漂っている。

18時過ぎに伺って待ちは3名ほど。店内は満席で次から次へと客がやってくる。UberEatsの注文もバンバン入っており、店内の客はほとんどがガテン系のオトコたち。この空気の中ママ2人子供2人のグループで訪れ、食後は行列を横目に子供をソファで遊ばせるとは凄まじい胆力だ。

二代目店主の直筆?達筆だ。

人生三度目の挑戦。注文したのは辛さ5の「蒙古タンメン」です。トッピングで背脂を追加。

ドアップ。激辛麻婆豆腐と背脂のコントラストが美しい。

この五目野菜が当店の目玉です。スープも激辛麻婆が溶け出す前に食べたらまろやかな味噌ベースのラーメンなので、もはや少し辛めの健康食品。

三ん寅で出会ったおじちゃん曰く、多店舗展開する前の当店の五目野菜は今のような感じではなく、もっとしゃきっとした感じだったそうで、それが好みだったそう。個人的にはこれはこれで好みだが、確かに昔の蒙古タンメンも食べてみたいものだ。

麺は太めの中華めんのようなタイプで、これが美味い。ちゃんぽんなんかで使われているような麺です。また、追加した背脂が良い具合にコクを出していて、我ながらナイスチョイス。

うめー。辛さ耐性普通レベルの私でも、辛さ5くらいであれば難なく食べ切れる水準。以前辛さ6の五目蒙古タンメンを食べたら結構辛さがきつく感じたので、この辺りが一般人とプロを隔てる分水嶺なのかもしれない。

ちなみに、辛さが苦手な方はたまごやバターをトッピングすると少しマイルドになって食べやすくなります。

もう少しで食べ終わると思った矢先、隣の席で何やら不穏な雰囲気が漂い始めた。

「もっとスープ濃くすることできますか?」

何やら本日のスープが少し薄く感じたらしい。そしてそれに対する店員の反応が光のごとき速さで、周りの客に「本日のスープは薄く感じましたでしょうか?」と、すぐさまファクトチェックを始めた。もちろん私も聞かれたのですが、常連でも何でもない私にはさっぱり分かりません。無難に「普通に美味しかったです。(ニコッ」とだけ答えておいた。

どうやら周りのガテン系の方たちも味は普通だったようで、隣のクレームを入れた客には「申し訳ありません、本日のスープを確認したところ特段味の違いは感じられませんでした。おそらく私どもの湯切りが甘かったのではないかと思われます。」

何だこの神対応は。客のクレームに対しすぐさまファクトチェックを行い、客の気分を損ねないような対応がこの速さで出来る店がこの世にどれだけあるのだろう。リーガル意識がここまで徹底したのは、もしかしたら冒頭の小林氏の教訓があったからなのかもしれない。どちらにせよ当店への好感度が凄まじく上がった瞬間でした。

隣の客もことを荒げるつもりはないようで、醤油を入れて少し味を濃くして平らげていました。何とも平和な世界線である。

入退店時には一人ひとりに「あーりがとうございました~」と宗教チックな声掛けもしてくれるのだが、これもなんだか気持ちいい。健康にも良さそうだし、今日から私も中本教に入教しようかしらと思わされました。今度は北極(辛さ9)挑戦してみます!(ファイヤー)

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